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WBA、WBO世界フライ級タイトルマッチ、王者ファン・フランシスコ・エストラーダ(24=メキシコ)対元ライトフライ級王者で現WBO世界フライ級1位ジョバンニ・セグラ(32=メキシコ)の12回戦は6日(日本時間7日)、メキシコシティのアレナ・ヌエボ・メヒコで行われた。
○ファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)
11回1分33秒TKO
×ジョバンニ・セグラ(メキシコ)
好戦的な戦闘スタイルと強打に定評のあるセグラが初回から左右フックを強振して王者を追いかける。エストラーダは右ストレートをカウンターで決めて迎え撃ち、徐々にスピードとパンチの正確さで上回っていく。攻めるセグラ、正確なブローで迎撃するエストラーダ。毎回、同じような展開が続き、戦況は王者に傾いていった。
パンチを浴び続けたセグラは厳しい状況に追い込まれていった。迎えた11回、コーナーに詰められたセグラが連打を浴びたところでラウル・カイズ・ジュニア・レフェリーが試合をストップした。3度目の防衛を果たしたエストラーダは29戦27勝(20KO)2敗。戴冠前にノンタイトル戦で対戦して敗れたローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がWBC王者になったことを受け、今度は王者同士としての再戦を希望している。2度目の2階級制覇挑戦も失敗に終わったセグラは37戦32勝(28KO)4敗1分。
同じリングで行われたWBA、WBC女子世界スーパーバンタム級王座統一戦、WBA暫定王者ジャッキー・ナバ(メキシコ)対アリシア・アシレイ(ジャマイカ/米)は、ナバが10回判定勝ちでふたつのベルト保持者となった。前半はナバがアシレイの長いリーチに悩まされたが、距離が詰まるとナバのパンチがまとまりポイントをゲット。後半の9回、10回にパンチを集めて確実にポイントを挙げたナバが98対92、97対93、95対95の2-0で判定勝ちを収めた。ナバは37戦30勝(13KO)4敗3分、47歳のアシレイは32戦21勝(3KO)10敗1分。