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WBA、IBF世界スーパーミドル級王者カール・フロッチ(36=英)と、元WBC世界ミドル級王者フリオ・セサール・チャベス・ジュニア(28=メキシコ)の対決が実現に向けて動き出している。すでに「2015年1月24日、ラスベガス」という具体的な日時まで浮上している。
フリオ•セサール•チャベスJr
フロッチは5月31日にジョージ・グローブス(英)を8回KOに退けたあと「遠からず米国ラスベガスで大きな試合をしたい」と希望を口にしていた。これを受けバリー・ハーン・プロモーターが積極的にチャベス側と交渉を続けているようだ。そのハーン氏は「フロッチ対チャベスは1月24日が候補に挙がっている」と明かしている。ただし、チャベスは7月に計画されたゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)戦を巡ってトップランク社と報酬面で行き違いが生じるなど、関係は必ずしも良好ではないため予断を許さない状況といえそうだ。それを踏まえてフロッチ陣営もIBFの指名挑戦者ジェームス・デゲール(英)、過去1勝1敗の宿敵ミッケル・ケスラー(デンマーク)とのラバーマッチも視野に入れているという。ハーン氏は「あと10日か2週間でフロッチの次戦が決まると思う」と話している。