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前WBO世界フェザー級王者オルランド・サリド(33=メキシコ)が8月30日、メキシコのエルモシージョで“再起戦”に臨むことになった。
オルランド•サリド
サリドは今年3月、五輪連覇のワシル・ロマチェンコ(26=ウクライナ)との防衛戦を前に計量で体重オーバーのため失格、戦わずして王座を失った。試合では12回判定勝ちを収めて地力のあるところをみせ、試合後はスーパーフェザー級に転向。現在はWBO1位にランクされている。8月30日の相手は未定だが、ショーン・ギボンズ・マネージャーがメディアに明かしたところによると、その試合をクリアした場合、10月11日にシンガポールで三浦隆司(帝拳)の持つWBC世界スーパーフェザー級王座に挑戦する計画が浮上しているという。
その三浦は昨年4月にガマリエル・ディアス(メキシコ)から4度のダウンを奪って王座を奪取。メキシコで行った初防衛戦では地元のセルヒオ・トンプソンを2度倒して判定勝ち。さらに昨年の大晦日にはダンテ・ハルドン(メキシコ)からも2度のダウンを奪って9回TKO勝ちと、メキシカン相手に世界戦で3連勝を収めている。31戦27勝(20KO)2敗2分。サリド戦が決まればハルドン戦以来、10ヵ月ぶり3度目の防衛戦ということになる。サリドは56戦41勝(28KO)12敗2分1無効試合。まずは8月30日のサリドの試合に要注目だ。