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IBF世界ライト級王者ミゲール・バスケス(27=メキシコ)と、スーパーウェルター級の世界ランカー、バーネス・マーティロスヤン(28=アルメニア/米)が、業界に大きな影響力を持つアル・ヘイモン氏と契約を交わした。
バスケスは10年に王座を獲得後、6度の防衛を重ねているが、地味な戦いぶりが影響してか大きな試合には恵まれていない。今年も2月に指名挑戦者デニス・シャフィコフ(露)を下したあとは試合予定がないまま現在に至っている。また、マーティロスヤンは04年のアテネ五輪出場後にプロ転向。無敗のまま昨年11月にはWBO世界スーパーウェルター級王座決定戦に臨んだが、デメトリアス・アンドレイド(米)に判定負けを喫した。こちらも大物の後押しを受けることになる。もともと音楽のプロモーターを務めるヘイモン氏は近年、アドバイザーやマネージャーというかたちでボクシングにも進出。フロイド・メイウェザー(米)をはじめダニー・ガルシア(米)、アドニス・スティーブンソン(ハイチ/カナダ)、ショーン・ポーター(米)、ピーター・クィリン(米)、レイモント・ピーターソン(米)、サキオ・ビカ(カメルーン/豪)、レオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)、ジョン・モリナ(メキシコ/米)といった世界王者たちと契約を交わしている。