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WBC世界ヘビー級王者バーメイン・スティバーン(35=ハイチ/カナダ/米)の初防衛戦は11月、31戦全KO勝ちの指名挑戦者デオンタイ・ワイルダー(28=米)を相手に行われる可能性が高くなった。
ディオンタイ•ワイルダー
スティバーンのマネージャーを務めるかミール・エステファン氏がメディアに明かしたもの。スティバーン陣営はWBA、IBF、WBO3団体統一王者ウラジミール・クリチコ(ウクライナ)との統一戦も視野に入れて下交渉していたが、クリチコが9月6日にドイツで防衛戦を計画しているため実現は難しい状況となっている。加えてクリチコにはIBF1位のクブラト・プレフ(ブルガリア)、スティバーンにはワイルダーとの指名防衛戦がWBCから義務づけられており、年内の統一戦はほぼ不可能とみられている。そこでスティバーン対ワイルダーが実現に向かって動き出しているわけだ。開催地はカナダのモントリオールか米国ラスベガスが有力視されている。戦績はスティバーンが26戦24勝(21KO)1敗1分、ワイルダーは31戦すべてを4ラウンド以内で片づけている。