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WBA、IBF世界スーパーミドル級タイトルマッチ、王者カール・フロッチ(36=英)対ジョージ・グローブス(26=英)の因縁のリマッチが31日(日本時間6月1日)、英国ロンドンのウェンブリー・スタジアムで行われる。試合2日前の29日には両選手の記者会見が行われた。
このふたりは昨年11月に今回と同じ立場で対戦し、フロッチが初回のダウンを跳ね返して9回TKO勝ちを収めている。人気者同士の再戦とあってチケットは6枚枚が完売、2万枚が追加販売されたほどだ。そんな大観衆の前で返り討ちを狙うフロッチは「土曜日に向けた準備は万全だ。この試合は自分のキャリアにおいて最も大きな位置づけになる。グローブスは最終回のゴングを聞くことはできないだろう」とKOを宣言。これに対し雪辱と戴冠を狙うグローブスは「56時間後に世界王者になるんだ。この試合に備えて鍛えてきた左フックで勝利を収めることになる。一方的な試合になるだろう」と、こちらも勝利を確信した様子だった。オッズは11対8の小差でフロッチ有利と出ている。