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WBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(39=亜)対元世界3階級制覇王者ミゲール・コット(33=プエルトリコ)のタイトルマッチは6月7日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われる。試合まで1ヵ月に迫ったが、両者の調整は順調に進んでいるようだ。
ミゲール・コット
両者はWBCが課す1ヵ月前の予備計量を終えており、マルチネスが170ポンド(約77.1キロ)、コットは160.2ポンド(約72.6キロ)だった。規定では超過を当該階級の10パーセント以内に抑えなければならず、160ポンド(約72.5キロ)のミドル級の場合は176ポンド(約79.8キロ)以内でなければならないとされる。増減幅が大きいことで知られるマルチネスの体重が注目されたが、まずは無難なところに抑えているようだ。一方、フレディ・ローチ・トレーナーと組んで2試合目となるコットは、ほぼリミットまで落ちていることになる。これがラストファイトになる可能性もあるマルチネスは55戦51勝(28KO)2敗2分、プエルトリコ初の4階級制覇を狙うコットは42戦38勝(31KO)4敗。オッズは2対1でマルチネス有利と出ている。なお、WBCは試合1週間前にも予備計量を課しており、その際の超過体重は5パーセント以内と規定されている。