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WBCは同団体のライト級王者オマール・フィゲロア(24=米)に対し、1位の指名挑戦者ダニエル・エストラーダ(29=メキシコ)との防衛戦に応じるようあらためて指令を出した。
フィゲロアは昨年7月、荒川仁人(八王子中屋)に判定勝ちを収めて暫定王座を獲得し、正王者エイドリアン・ブローナー(米)が今年1月に王座を剥奪されたことにともない3月に正王者に昇格した。しかし、3月8日の初防衛戦を前に拳のケガが悪化。いったんは試合をキャンセルし、4月26日にアマ時代の宿敵ジェリー・ベルモンテス(米)を相手に判定勝ちを収めて防衛を果たした。こうしたなかWBCはあらためてエストラーダとの指名防衛戦の履行を迫ったもので、交渉期限を1ヵ月としている。不調に終わった場合は6月6日にメキシコのWBC本部で興行権入札が行われることになるという。フィゲロアは24戦23勝(17KO)1分。12年11月に荒川に10回負傷判定勝ちを収めて指名挑戦権を手中にしたエストラーダは35戦32勝(24KO)2敗1分。なお、この勝者に対する次の指名挑戦者としてホルヘ・リナレス(帝拳)が控えている。