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元WBC世界ウェルター級王者カルロス・バルドミール(43=亜)が引退を表明した。25日、メキシコのユカタンでアンドレイ・メリアセフ(26=露)に10回判定負けを喫した試合がラスト・ファイトになった。
バルドミールは93年2月にプロデビュー。長い下積みを経験後、06年1月にザブ・ジュダー(米)に判定勝ちを収めてWBC世界ウェルター級王座を獲得。アルツロ・ガッティ(カナダ/米)を下して初防衛に成功したが、V2戦でフロイド・メイウェザー(米)に判定負けを喫して王座を失った。その後もバーノン・フォレスト(米)やサウル・アルバレス(メキシコ)らと拳を交えるなど世界のトップで活躍した。戦績は71戦49勝(15KO)16敗6分。無類のタフガイとしても有名だった。