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前WBC世界ヘビー級王者のビタリ・クリチコ氏(42)は昨年12月、祖国ウクライナでの政治活動に専念するためボクシングからの事実上の引退を表明し、現在は「ウダル(一撃)」の党首を務めている。そのクリチコ氏が、当初予定されていた大統領選への出馬を取りやめキエフ市長選への立候補を目指している。
ビタリ・クリチコ
ウクライナの大統領選挙は5月25日に予定されているが、クリチコ氏が立候補を見送りキエフ市長選に鞍替えすることになった裏には、大統領選に出馬するペトロ・ポロシェンコ氏との票割れを防ぐためといわれている。最近の世論調査ではポロシェンコ氏が次期大統領の最有力候補というデータが出ている。