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6月7日、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)でミゲール・コット(33=プエルトリコ)の挑戦を受けるWBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(39=亜)が、勝利に執念を燃やしている。
セルヒオ•マルチネス
今月21日に39歳の誕生日を迎えたマルチネスは、以前から慢性的な左膝の故障を抱えていたが、12年9月のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)戦で悪化させてしまった。そのため手術に踏み切ったが、完治には至っていないようだ。「歩いても痛みがあるほどなので、もう1年以上も走っていない。でもトレーニングは続けているよ。負けたくないからね」と話している。4階級制覇を狙って挑んでくるコットに対しては「彼はプエルトリコのベストのひとり」と評価。しかし「でもフィジカルの面では私が上回っている。それに私にはこれまでに体格で勝る相手や強い相手と戦ってきた経験がある」と自信をみせている。戦績はサウスポーのマルチネスが55戦51勝(28KO)2敗2分、コットは42戦38勝(31KO)4敗。