海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
WBCは27日に1月度の世界ランキングを発表した。最優秀選手には元世界王者対決でルシアン・ビュテ(33=ルーマニア/カナダ)に勝ったジャン・パスカル(31=ハイチ/カナダ)を選出。また、優秀選手として三浦隆司(29=帝拳)が選ばれた。
加藤vs中谷
大きな変動があったのはスーパーミドル級で、前月まで2位だったフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)が1位に上がり、1位だったマルコ・アントニオ・ペリバン(メキシコ)は4位に後退した。ライト級はエイドリアン・ブローナー(米)が王座を剥奪され、暫定王者だったオマール・フィゲロア(米)が正王者に昇格。1位ダニエル・エストラーダ(メキシコ)で、2位の荒川仁人(八王子中屋)は変わらず。5位にホルヘ・リナレス、6位に粟生隆寛の帝拳勢がつけている。前月は10位だった加藤善孝(角海老宝石)は20位に後退し、入れ替わりに加藤に勝った中谷正義(井岡)が14位に初ランクされた。また、ライトフライ級のWBAスーパー王座を返上したばかりのローマン・ゴンサレス(ニカラグア)がフライ級に転向、いきなり1位にランクされた。王者の八重樫東(大橋)にプレッシャーをかける位置につけただけに、今後の動きが注目される。