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WBA、IBF、WBO世界ヘビー級王者ウラジミール・クリチコ(37=ウクライナ)の次戦は来年3月8日に行われる可能性が高くなった。
相手はWBO1位のアレックス・リーパイ(34=サモア/豪)が確定的だ。
3団体の統一王者クリチコに対しては、IBF1位のクブラト・プレフ(ブルガリア)も指名挑戦権を持っているが、今回はWBOの指名挑戦者リーパイが先に挑戦することになる。両陣営は交渉のテーブルについているようだが、1月3日までに話がまとまらない場合は興行権入札が行われる予定だ。06年4月にIBF王座を獲得しているクリチコの政権は8年になろうとしており、これが実に16度目の防衛戦となる。64戦61勝(51KO)3敗。一方、リーパイは10月までは無名だったが、11月にWBO1位だったデニス・ボイツォフ(露)に10回判定勝ちを収めて挑戦の権利を手中に収めた。37戦30勝(24KO)4敗3分。10月のアレクサンデル・ポベトキン(露)戦では約2320万ドル(約24億3600万円)という巨額の落札劇があったクリチコだが、はたして今回はどんな数字が提示されるのか。