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WBA&WBO世界スーパーバンタム級王者ギジェルモ・リゴンドー(33=キューバ/米)は7日(日本時間8日)、ジョセフ・アグベコ(33=ガーナ/米)を相手に米国ニュージャージー州アトランティックシティのボードウォークホールで防衛戦に臨んだ。
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○ギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米)
12回判定(3対0)
●ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)
12回判定(3対0)
●ジョセフ・アグベコ(ガーナ/米)
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今年4月、WBO王者だったノニト・ドネア(比/米)を破って2団体の統一王者になったリゴンドーは、それ以来8カ月ぶりの実戦。いつものようにサウスポーからスピードのあるパンチを繰り出し、毎回、ポイントを積み重ねていった。
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元IBF世界バンタム級王者アグベコは手数が少なく、王者のスピードについていけず守勢に回るシーンが多かった。リゴンドーも例によって強引に倒しにいくことはしないため、試合は淡々としたものになった。採点は三者が120対108のフルマークでリゴンドーを支持。完封でWBA王座6度目、WBO王座初防衛に成功したリゴンドーは13戦全勝(8KO)。アグベコは34戦29勝(22KO)5敗。
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アンダーカードではジェームス・カークランド(米)対グレン・タピア(米)というミドル級の好カードが行われ、カークランドが6回38秒TKO勝ちを収めている。カークランドは33戦32勝(28KO)1敗。この唯一の敗戦は石田順裕(グリーンツダ)に喫したもの。タピアは21戦目で初黒星(20勝12KO1敗)。