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11月9日にWBO世界スーパーフェザー級王座を獲得したばかりのミゲール・ガルシア(25=米)が来年1月25日、米国ニューヨークで初防衛戦を行う可能性が出てきた。トップランク社のボブ・アラム・プロモーターの話としてESPN.comが報じているもの。
もともと1月25日という日程はHBOテレビの放送枠が確保されているため、トップランク社はスター選手の好カードを組む予定で話を進めていた。フェザー級のWBO王者オルランド・サリド(メキシコ)対ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)の試合や、ノニト・ドネア(比/米)がニコラス・ウォータース(ジャマイカ)のWBA世界フェザー級王座に挑むプランなどがこの日程で浮上したのは、そのためだった。
ガルシアは先のマルチネス戦で2回にダウンを喫したものの8回に左ボディブローでKO勝ち。短いスパンでもリングに上がることが可能と判断されているようだ。対戦候補としては3階級制覇のWBA世界ライト級暫定王者ユリオルキス・ガンボア(キューバ/米)の名前も挙がっている。しかし、家庭内暴力で2度逮捕されるなど近況が悪く、過去にトップランク社とも何度か問題を起こしており除外される可能性が高い。代わりにアラム・プロモーターはファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)の名前を挙げている。3年前に長谷川穂積(真正)とも拳を交えているブルゴスは今年1月、マルチネスに挑戦したがドローの結果に泣いている。33戦30勝(20KO)1敗2分。
ガルシア対ブルゴスも、なかなか興味深いカードといえる。