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[試合結果]2013.11.24

グラドビッチVSディブU

 IBF世界フェザー級タイトルマッチ、王者イフゲニー・グラドビッチ(27=露/米)対挑戦者で前王者ビリー・ディブ(28=豪)は24日、中国マカオのベネチアン・リゾートホテル、コタイ・アリーナで行われた。今年3月の初戦ではグラドビッチが僅差の判定勝ちを収めて王座を奪ったが、8ヵ月ぶりの再戦の結果は――。
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○イフゲニー・グラドビッチ(露/米)
 9回1分10秒TKO
●ビリー・ディブ(豪)

 ともにファイター型だが、手数で勝負するタイプといえる。どちらが相手を下がらせるかという点が序盤の焦点だったが、圧力で上回ったのは王者だった。前傾姿勢で前に出るグラドビッチ、後手に回りながら機をみて応戦するディブ。まずはグラドビッチが主導権を握ったが、4回にはディブも反撃して前半を終えた。
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 試合が大きく動いたのは6回のこと。グラドビッチの右が浅く入り、ディブがバランスを崩してダウンを喫したのだ。勢いづいた王者は7回、積極的に挑戦者を追い立ててリードを広げた。8回、ディブは左構えにスイッチしたが、逆にグラドビッチの左を浴びて窮地に陥るなど傷口を広げる結果となった。9回、グラドビッチが右アッパーから右フックをヒットするとディブのセコンドが棄権の合図を送り試合は終わった。
 返り討ちにして2度目の防衛を果たしたグラドビッチは18戦全勝(9KO)。ディブは40戦36勝(21KO)3敗1無効試合。

グラドビッチが返り討ちに成功
 前座ではヘビー級のNABF北米およびWBOインターナショナル・タイトルマッチ10回戦が行われ、アンディ・ルイス(24=メキシコ)がトア・ハマー(30=米)に3回終了TKO勝ちを収めた。
 身長188センチ、体重220ポンド(約99.7キロ)と現在のヘビー級にしては決して大きくはないハマーは、ワンツーを繰り出して好スタートを切ったが、ぽっちゃり体型のルイスも後手に回りながら折々で反撃。3回、身長は同じながら体重で17キロ勝るルイスが圧力を強め、ボディを攻めて流れを変えた。このラウンドが終わるとハマーはコーナーを立たなかった。ルイスは21戦全勝(15KO)。ハマーは24戦21勝(14KO)3敗。

ゾウ・シミン
 同じくアンダーカードでは08年北京大会、12年ロンドン大会と五輪連覇を果たしたゾウ・シミン(32=中国)が登場、ファン・トスカノ(21=メキシコ)とフライ級6回戦で拳を交えた。
 今年4月にプロ転向を果たしたゾウは、7月の試合に続きこの日がマカオで3度目のリング。ゾウはコンスタントに伸びのある左を突いて1、2回をリード。3回にはワンツーを軸に左右をまとめてチャンスを広げ、相手の右頬を切り裂いてさらに優勢を印象づけた。 ゾウは5回にもトスカノをダウン寸前に追い込んだが詰め切れず。最終回も打ちまくったゾウだが、とうとうダウンを奪うことはできなかった。採点は二者が60対54、もうひとりは60対52だった。
 5000万円の報酬を得たゾウは3連勝。しかし、プロ3戦、合計16ラウンドで一度のダウンも奪っておらず、課題は残したままといえる。トスカノは5戦4勝(1KO)1敗。

ゾウは3連勝。しかし今回もダウンは奪えず・・・
 12年ロンドン五輪出場の実績を持つフェリックス・ベルデホ(20=プエルトリコ)は、ペッチサムスール・デュアナイムクダハン(32=タイ)と対戦。ベルデホは身長で10センチ劣る相手をスピードと左フックの上下、アッパー系のパンチで圧倒し6回判定勝ちを収めた。6回にペッチサムトールが低打で減点されたこともあり、採点は三者とも60対53と大差がついた。ベルデホは9戦全勝(6KO)、ペッチサムトールは10戦8勝(1KO)2敗。

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