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バンタム級はWBA(亀田興毅)、WBC(山中慎介)、WBO(亀田和毅)の3王座を日本人が占めているが、残ったIBF王座の決定戦が12月21日、英国ヨークシャー州リーズで行われる。2位のブシ・マリンガ(34=南ア)と3位のスチュアート・ホール(33=英)が対戦する。
10月発表のIBFランキングではジェイミー・マクドネル(英)が王者に認定されているが、その後、指定した期日までにマリンガとの指名防衛戦にサインをしなかったとして王座を剥奪されている。26戦21勝(12KO)4敗1分のマリンガは09年3月、長谷川穂積(真正)のWBC王座に挑んだが初回に3度のダウンを喫してTKO負け。昨年6月にはレオ・サンタ・クルス(メキシコ/米)とのIBF王座決定戦に臨んだが12回判定負け。これが3度目のチャレンジとなる。一方のホールは英連邦王座やIBFインターコンチネンタル王座を獲得するなど上昇気流に乗っている。18戦15勝(7KO)2敗1分。IBFでは大場浩平(真正)が5位、岩佐亮佑(セレス)が13位にランクされており、近い将来、4王座を日本勢が独占ということがあるかもしれない。