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IBF世界フライ級王者モルティ・ムサレーン(31=南ア)の5度目の防衛戦は7位のアムナット・ルエンローエン(33=タイ)を相手に行われることになっているが、そのイベント開催権を巡る入札が29日、米国ニュージャージー州のIBF本部で行われた。
この日の入札に参加したのはジミー・ボクシング社だけで、落札額はなんと1万5000ドル(約150万円)。これを王者と挑戦者で分配することになる。ムサレーンは09年11月に王座を獲得して以来4度の防衛戦をすべてKOで終わらせているが、昨年9月を最後に実戦から遠ざかっている。31戦29勝(20KO)2敗。挑戦者のアムナットは12年5月にプロデビュー後、11戦全勝(5KO)。IBFのアジア王者でもある。