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26日にデビューからの連続KOを30に伸ばしたヘビー級の世界ランカー、デオンタイ・ワイルダー(28=米)が、標的をWBC王座に定めている。
現在、WBCのヘビー級王座はビタリ・クリチコ(42=ウクライナ)が保持しているが、昨年9月から活動実績がない。クリチコ自身は来年のウクライナの大統領選挙に出馬すると表明しており、ここままいけばWBC王座は空位になる可能性が出てきた。決定戦になれば、指名挑戦権を持つバーメイン・スティバーン(カナダ)が出場することは間違いない。2位のクリス・アレオーラ(米)はスティバーンに敗れており、そうなると3位のワイルダーにチャンスが回ってくる可能性が高い。ゴールデンボーイ・プロモーションズのリチャード・シャーファーCEOも「ワイルダーが次戦でスティバーンと対戦できるように努力する。そのあとでウラジミール・クリチコ(ウクライナ)と統一戦をやりたい」と話している。