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12日(日本時間13日)、米国ネバダ州ラスベガスで行われたプロデビュー戦で鮮やかな4回KO勝ちを収めたワシル・ロマチェンコ(25=ウクライナ)は来年1月25日、ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンの「ザ・シアター」でWBO世界フェザー級王者オルランド・サリド(32=メキシコ)への挑戦を計画している。しかし、このプランに「待った」がかかった。

リング外でも争い
今回の王座決定戦は1位のオルランド・クルス(プエルトリコ)対3位のサリドという組み合わせで行われた。2位のゲイリー・ラッセル(25=米)が道を譲ったかたちになった。新王者が決まったことを受け、こうしたなかWBOは「サリドに対する最優先挑戦権はラッセルにある。サリドは180日以内にラッセルの挑戦を受けること」との声明を出した。サリドとクルスがトップランク(TR)社系の選手であるのに対し、ラッセルはゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)が期待をかけるサウスポーのホープ。23戦全勝(13KO)の戦績を誇り、専門筋の評価はサリドを上回っている。TR社のロマチェンコか、それともGBPのラッセルか。フェザー級王座を巡る戦いとともにリング外のTR社対GBPの争いも激化しそうだ。