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WBC世界ライトヘビー級王者アドニス・スティーブンソン(36=カナダ)は28日(日本時間29日)、カナダのモントリオールで前IBF同級王者タボリス・クラウド(31=米)を相手に初防衛戦に臨んだ。
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○アドニス・スティーブンソン(カナダ)
7R終了TKO
●タボリス・クラウド(米)
7R終了TKO
●タボリス・クラウド(米)
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4月にチャド・ドーソン(米)を左一発で倒したスティーブンソンは、この日は慎重にヒット&アウェイでポイントを積み重ねていった。サウスポーからの左ストレートを上下に散らすなど、強打だけでなく巧さも見せた。
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4回にはボディブローでダメージを与え、常に優位に立っていた。7回が終了すると右目上の傷が深くなり出血量も増したクラウドは続行を諦め、王者の防衛が決定した。スティーブンソンは23戦22勝(19KO)1敗。3月のバーナード・ホプキンス(米)戦に続く敗北を喫したクラウドは26戦24勝(19KO)2敗。
スティーブンソンが防衛に成功
アンダーカードにはスティーブンソンの3代前のWBC王者ジャン・パスカル(カナダ)が登場。ジョージ・ブレイデス(米)に5回TKO勝ちを収めている。パスカルは来年1月18日に元IBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ビュテ(ルーマニア/カナダ)と対戦する。