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[海外ニュース]2013.8.31

11/9 ドネアVSダルチニャンU

 元4階級制覇王者ノニト・ドネア(30=比/米)が11月9日、米国テキサス州コーパスクリスティで元2階級制覇王者ビック・ダルチニャン(37=アルメニア/米)と対戦することが確定的となった。ダルチニャン側がメディアに明かしたもので、07年7月以来の再戦となる。
ビック・ダルチニャン
 フライ級からスーパーバンタム級までの4階級を立て続けに制覇したドネアだが、今年4月にギジェルモ・リゴンドー(キューバ/米) に判定負け。以後は7月にレイチェル夫人が第一子となる男児を出産したことなどもあって休養をとっていた。ダルチニャンとは07年7月に対戦し、衝撃的な5回TKO勝ちを収めてIBF世界フライ級王座を獲得。これをきっかけにスターへの階段を上っていく節目の試合として記憶されている。33戦31勝(20KO)2敗。一方のダルチニャンはドネアに敗れたあとスーパーフライ級でも世界王座を獲得したが、バンタム級では山中慎介(帝拳)らに敗れ戴冠はならなかった。その後はスーパーバンタム級上げ大舞台に立つ機会を探っていた。サウスポーのファイター型で、戦績は45戦39勝(28KO)5敗1分。ドネア対ダルチニャンUは、ともに初となる126ポンド(約57.1キロ)のフェザー級の体重で行われる。

ミゲール・ガルシア
 なお、この日はトリプルメインとなる予定で、ほかにバーネス・マーティロスヤン(27=アルメニア/米)対デメトリアス・アンドラーデ(25=米)のWBO世界スーパーウェルター級王座決定戦、ローマン・マルチネス(30=プエルトリコ)対ミゲール・ガルシア(25=米)のWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチが組み込まれることになりそうだ。戦績はマーティロスヤンが34戦33勝(21KO)1分。08年北京五輪出場者のアンドラーデは19戦全勝(13KO)。3度目の防衛戦となるマルチネスは30戦27勝(16KO)1敗2分。6月のファン・マヌエル・ロペス(プエルトリコ)戦で体重超過のためWBOのフェザー級王座を失ったガルシアは32戦全勝(27KO)。この試合で2階級制覇を狙う。

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