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ザブ・ジュダー(35=米)対ポール・マリナッジ(32=米)という米国ニューヨークを拠点に活動する元世界王者同士の対決が実現に向けて動いている。試合は12月7日が有力視されている。
ジュダーは今夏にゴールデンボーイ・プロモーションズ(GBP)と提携する契約を交わしたばかりで、マリナッジも2年ほど前にGBP入りを果たしている。ジュダーは今年4月にWBA、WBC世界スーパーライト級王者ダニー・ガルシア(米)に挑戦したが12回判定負け。マリナッジも6月にエイドリアン・ブローナー(米)に12回判定負けでWBA世界ウェルター級王座を明け渡したばかり。ともに捲土重来を期す立場で、加えてマッチメーク、プロモートの面で障害はないため実現が期待されている。サウスポーのジュダーは52戦42勝(29KO)8敗2分。「マジックマン」の異名を持つマリナッジは37戦32勝(7KO)5敗。ジュダー対マリナッジは、デボン・アレクサンダー(米)対アミール・カーン(英)のIBF世界ウェルター級タイトルマッチの前座に組み込まれる可能性が高い。現在、アレクサンダー対カーンは12月7日開催が内定しているが、ニューヨーク開催か中東アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ開催か決まっていない。