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WBA世界ミドル級タイトルマッチ、王者ゲンナディ・ゴロフキン(31=カザフスタン/独)対マシュー・マックリン(31=英)の12回戦は29日(日本時間30日)、米国コネチカット州マシャンタケットで行われた。
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○ゲンナディ・ゴロフキン(カザフスタン/独)
3R1分22秒KO
●マシュー・マックリン(英)
3R1分22秒KO
●マシュー・マックリン(英)
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7対1のオッズが示していたとおりのワンサイドマッチとなった。これが3度目の世界挑戦となるマックリンだが、初回からゴロフキンの強打を恐れてか思い切った攻撃を仕掛けることができない。
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主導権は自然に王者のもとに転がり込み、挑戦者は早々と追い込まれてしまう。2R、後退が目立つマックリンは左目上をカットする不運も重なり、厳しい状況に立たされた。迎えた3R、ゴロフキンは英国人を追い立て、ロープを背負わせたところで左のボディブローを一閃。これが脇腹にめり込み、マックリンはキャンバスに横転。そのままレフェリーのカウントを聞かされた。
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淵上誠(八王子中屋)、石田順裕(グリーンツダ)らを含む8人の挑戦者全員を規定ラウンド内で沈めてきたゴロフキンは、これで27戦全勝(24KO)。連続KOも14に伸ばした。フェリックス・シュトルム(独)、セルヒオ・マルチネス(亜)に挑戦したこともあるマックリンは、3度目の挑戦も実らず34戦29勝(20KO)5敗となった。
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前座ではスーパーミドル級の世界ランカー対決が行われ、IBF5位のトーマス・オースズイゼン(25=南ア)と同10位ブランドン・ゴンザレス(27=米)が10回を戦い終え引き分けた。採点は98対92(ゴンザレス)、96対94(オースズイゼン)、95対95の三者三様だった。オースズイゼンは22戦21勝(13KO)1分。ゴンザレスは18戦17勝(10KO)1分。