海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
27日(日本時間28日)にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスでマーティン・マレー(英)に判定勝ちを収めたWBC世界ミドル級王者セルヒオ・マルチネス(亜)が、この試合で左拳を骨折していたことが分かった。
マルチネスはWBA暫定王者マレーに8回にダウンを喫したが、終盤に抜け出て小差の判定防衛を果たしたばかり。試合で骨折した左拳は手術が必要と伝えられている。また、昨年9月のフリオ・セサール・チャベス・ジュニア(メキシコ)戦後に手術した右膝も再び傷めたという。それらの治療とリハビリには相当の日数を要することが予想されることから年内の試合は難しいとみられている。マルチネスは昨年3月のマシュー・マックリン戦、チャベス戦、そして今回のマレー戦と3試合続けてダウンを喫しており、今後は一層厳しい状況に追い込まれそうだ。