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[試合結果]2013.4.28

ガルシアVSジュダー

 27日(日本時間28日)、米国ニューヨークのバークレイズ・センターではスーパーライト級とミドル級のダブル世界戦が開催された。スーパーライト級のWBA&WBC王者ダニー・ガルシア(米)はザブ・ジュダー(米)、WBOミドル級王者ピーター・クイリン(米)はフェルナンド・ゲレロ(米)とそれぞれ防衛戦を行った。
○ダニー・ガルシア(米)
 12回判定(3対0)
●ザブ・ジュダー(米)

○ピーター・クイリン(米)
 7R1分30秒TKO
●フェルナンド・ゲレロ(米)

 7対2のオッズどおりガルシアが序盤から快調に飛ばした。サウスポーのジュダーを苦にする様子もみせずに戦い、5Rと6Rには明白なポイントを奪った。8Rには右をヒットして元2階級制覇王者から値千金のダウンも奪った。この際、ジュダーは左目下をカット、さらに劣勢の印象を強く与えてしまった。このままいけばガルシアの完勝かと思われたが、地元出身のジュダーが終盤に猛反撃をみせた。疲労の色が濃くなったガルシアに襲いかかり急追。逆転もあるのではないかとファンの期待を膨らませたのだが、時すでに遅し。中盤までの失点を挽回するまでには至らず試合終了のゴングを聞くことになった。
 採点は115対112、114対112、116対111の3-0でガルシアの手が挙がった。3度目の防衛に成功したガルシアは26戦全勝(16KO)、敗れたジュダーは52戦42勝(29KO)8敗2無効試合。

 ミドル級は8対1で有利とみられたクイリンが、その数字どおりの実力差をみせつけた。3Rに2度のダウンを奪って圧倒的優位に立ったクイリンは7R、さらに右アッパーと右フックで2度のダウンを追加、レフェリー・ストップに持ち込んだ。初防衛を果たしたクイリンは30戦全勝(22KO)、敗れたゲレロは28戦25勝(19KO)3敗。

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