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前WBA&IBF世界スーパーライト級王者アミール・カーン(英)は27日(日本時間28日)、英国シェフィールドのモーターポイント・アリーナに元IBF世界ライト級王者フリオ・ディアス(メキシコ)を迎えて再起第2戦目に臨んだ。
○アミール・カーン(英)
12R判定(3対0)
●フリオ・ディアス(メキシコ)
カーンは一昨年12月にレイモント・ピーターソン(米)に僅差の判定負けを喫し、昨年7月にはダニー・ガルシア(米)に4RTKO負け。トップの座から転げ落ち、選手生命さえ危ぶまれる厳しい状況に陥っていた。12月に判定勝ちを収めており、これが再起2度目の試合だった。
久しぶりに自国のリングに上がったカーンは順調にポイントを重ねていった。スピードを生かした左ジャブでディアスをコントロールし、3Rまでは好調を印象づけていた。波瀾は4Rに起こった。ディアスの左強打がカーンのアゴにヒットしたのだ。ディアスが右から左をフォローすると元2冠王者は腰から崩れ落ちるダウンを喫した。ガルシア戦の再現かと思われたが、カーンは立ち上がって試合を続行。その後、スリリングな攻防が続き、カーンは8R、10R、11Rにも窮地に陥ったが、その都度踏ん張って意地をみせた。最終12Rにはカーンが左ジャブを連射して締めくくった。
判定は微妙と思われたが114対113、115対113、115対112の僅差ながら3-0でカーンの手が挙がった。31戦28勝(19KO)3敗にレコードを伸ばしたカーンに関して、ゴールデンボーイ・プロモーションズのリチャード・シェーファーCEOは「12月に世界挑戦を考えている」と話している。ディアスは49戦40勝(29KO)8敗1分。
12R判定(3対0)
●フリオ・ディアス(メキシコ)
カーンは一昨年12月にレイモント・ピーターソン(米)に僅差の判定負けを喫し、昨年7月にはダニー・ガルシア(米)に4RTKO負け。トップの座から転げ落ち、選手生命さえ危ぶまれる厳しい状況に陥っていた。12月に判定勝ちを収めており、これが再起2度目の試合だった。
久しぶりに自国のリングに上がったカーンは順調にポイントを重ねていった。スピードを生かした左ジャブでディアスをコントロールし、3Rまでは好調を印象づけていた。波瀾は4Rに起こった。ディアスの左強打がカーンのアゴにヒットしたのだ。ディアスが右から左をフォローすると元2冠王者は腰から崩れ落ちるダウンを喫した。ガルシア戦の再現かと思われたが、カーンは立ち上がって試合を続行。その後、スリリングな攻防が続き、カーンは8R、10R、11Rにも窮地に陥ったが、その都度踏ん張って意地をみせた。最終12Rにはカーンが左ジャブを連射して締めくくった。
判定は微妙と思われたが114対113、115対113、115対112の僅差ながら3-0でカーンの手が挙がった。31戦28勝(19KO)3敗にレコードを伸ばしたカーンに関して、ゴールデンボーイ・プロモーションズのリチャード・シェーファーCEOは「12月に世界挑戦を考えている」と話している。ディアスは49戦40勝(29KO)8敗1分。