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前WBC世界ライトフライ級王者のコンパヤック・フレッシュマート(タイ)は26日、タイのコーンケンでヘアン・ピエロ・ペレス(ベネズエラ)に6R1分48秒TKO勝ち、WBA世界フライ級暫定王座を獲得した。
好戦型のコンパヤックは2Rと3Rにボディ攻撃で主導権を掌握。4Rにペレスの反撃に遭って左目尻をカットしたが、5Rには再び流れを引き戻した。ボディ攻撃でペレスをダウン寸前に追い込むなど、圧倒的優勢に立った。迎えた6R、コンパヤックがアッパーを決めてペレスをグロッギー状態に追い込んだところでレフェリーが試合を止めた。暫定とはいえ2階級制覇を果たしたコンパヤックは54戦50勝(35KO)4敗。元暫定王者のペレスは27戦20勝(14KO)6敗1分。WBAのフライ級はスーパー王者だったブライアン・ビロリア(比/米)が4月6日にファン・フランシスコ・エストラーダ(メキシコ)に判定負け、王座を失ったばかり、正王座には2月に来日したファン・カルロス・レベコ(亜)が君臨している。