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IBF世界スーパーウェルター級タイトルマッチ、王者コーネリアス・バンドレイジ(米)対イシェ・スミス(米)の12回戦は23日(日本時間24日)、米国ミシガン州デトロイトで行われた。
スミス(左)バンドレイジ(右)
○イシェ・スミス(米)
12回判定(2対1)
●コーネリアス・バンドレイジ(米)
12回判定(2対1)
●コーネリアス・バンドレイジ(米)
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最終的なオッズが6対5でスミス有利と出ていたように、接戦が予想されていた。はたして蓋を開けてみるとそのとおりとなった。
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前日の計量で小競り合いをした闘志は空転。ホールドやレスリング行為の多い荒れた試合になった。2回にはバンドレイジが反則行為で減点1を科されている。その後も競った状態が続いたが、終盤でスミスが抜け出して優勢を印象づけた。
スミスが涙の初栄冠
採点は二者が116対111でスミスを支持、もうひとりは114対113でバンドレイジだった。ラスベガス出身者としては初の世界王者となった34歳のスミスは、これで30戦25勝(11KO)5敗。
メイウェザーもスミスの勝利を祝福
14歳のときから一緒にボクシングを続けてきたフロイド・メイウェザー(米)から祝福を受け、新王者は涙で顔を濡らしていた。3度目の防衛に失敗した39歳のバンドレイジは38戦32勝(19KO)5敗1無効試合。