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クリチコ兄弟の後継者と目されていたヘビー級の大型ホープ、世界ランカーのデビッド・プライス(英)が23日(日本時間24日)、地元リバプールでトニー・トンプソン(米)と対戦したが、予想に反して2回2分17秒TKO負けを喫した。
試合地がプライスの地元リバプールということもあり、戦前のオッズは大型ホープが9対1で圧倒的に有利とみられていた。世界へのステップとして10連続KOを飾ることを期待して会場は6000人のファンで埋まった。
そんななか、2回終盤に衝撃的なシーンが訪れた。敗れたとはいえウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に2度挑戦した経験を持つサウスポーのトンプソンが繰り出した右フックが、プライスの左耳下を直撃。この一撃で平衡感覚を失った身長203センチ、112キロの巨体は腰からもんどりうってキャンバスに叩きつけられた。なんとか10秒以内に立ち上がろうと努力したプライスだが、レフェリーは続行を許さなかった。
昨夏のクリチコとの再戦後に一度は引退を決意した41歳のトンプソンだが、この勝利で再浮上は確実となった。試合後には「次はタイソン・フューリーを倒す」と、もうひとりの英国人ホープを逆指名するほどだった。40戦37勝(25KO)3敗。「すごいパンチだったことは確かだが、まったく見えなかった」と落胆のプライスは16戦15勝(13KO)1敗。
そんななか、2回終盤に衝撃的なシーンが訪れた。敗れたとはいえウラジミール・クリチコ(ウクライナ)に2度挑戦した経験を持つサウスポーのトンプソンが繰り出した右フックが、プライスの左耳下を直撃。この一撃で平衡感覚を失った身長203センチ、112キロの巨体は腰からもんどりうってキャンバスに叩きつけられた。なんとか10秒以内に立ち上がろうと努力したプライスだが、レフェリーは続行を許さなかった。
昨夏のクリチコとの再戦後に一度は引退を決意した41歳のトンプソンだが、この勝利で再浮上は確実となった。試合後には「次はタイソン・フューリーを倒す」と、もうひとりの英国人ホープを逆指名するほどだった。40戦37勝(25KO)3敗。「すごいパンチだったことは確かだが、まったく見えなかった」と落胆のプライスは16戦15勝(13KO)1敗。