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オーストラリアの人気者同士の組み合わせとなったIBF世界ミドル級タイトルマッチ、王者ダニエル・ゲール対元スーパーミドル級&スーパーウェルター級王者アンソニー・ムンディンの12回戦は30日、同国シドニーで行われた。
○ダニエル・ゲール(豪)
12回判定(3対0)
●アンソニー・ムンディン(豪)
最終的には11対4で王者有利と出たオッズどおり、ゲールが現時点での力の差を示した。ゲールは序盤からコンスタントにワンツーとコンビネーションをヒット、着々と加点していった。逆にムンディンは3回にバッティング、4回にホールドの注意を受けたこともありジャッジや観衆の印象を悪くしてしまう。さらに挑戦者は中盤の7回にはエルボーも繰り出すなど、徐々に荒れた展開となっていった。8回には双方が後頭部への加撃をするなど、ライバル意識が悪い方に作用したようだ。ときおりムンディンはシャープなパンチをヒットして存在感を示したが、ゲールを追い込むほどの攻勢とはならなかった。
採点は117対111が二者、もうひとりも116対112でいずれもゲールを支持。4年前の雪辱を果たすとともに4度目の防衛に成功したゲールは、これで30戦29勝(15KO)1敗。3階級制覇を阻まれた37歳のムンディンは49戦44勝(26KO)5敗。
12回判定(3対0)
●アンソニー・ムンディン(豪)
最終的には11対4で王者有利と出たオッズどおり、ゲールが現時点での力の差を示した。ゲールは序盤からコンスタントにワンツーとコンビネーションをヒット、着々と加点していった。逆にムンディンは3回にバッティング、4回にホールドの注意を受けたこともありジャッジや観衆の印象を悪くしてしまう。さらに挑戦者は中盤の7回にはエルボーも繰り出すなど、徐々に荒れた展開となっていった。8回には双方が後頭部への加撃をするなど、ライバル意識が悪い方に作用したようだ。ときおりムンディンはシャープなパンチをヒットして存在感を示したが、ゲールを追い込むほどの攻勢とはならなかった。
採点は117対111が二者、もうひとりも116対112でいずれもゲールを支持。4年前の雪辱を果たすとともに4度目の防衛に成功したゲールは、これで30戦29勝(15KO)1敗。3階級制覇を阻まれた37歳のムンディンは49戦44勝(26KO)5敗。