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今月19日に米国ニューヨークで行われたWBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者ローマン・マルチネス(プエルトリコ)対ファン・カルロス・ブルゴス(メキシコ)は12回引き分けに終わった。しかし、関係者やファンの多くがサルガドの勝利は不動とみるなど各方面から疑問の声が上がったため、WBOは採点に関して調査に乗り出すことになった。
試合は三大世界戦のひとつとしてマジソン・スクエア・ガーデンのサブホール、通称シアターで行われた。試合全般をとおして優位に立っていたのはサルガドだと思われたが、判定は意外にも三者三様のドローだった。採点はひとりが117対111の大差でブルゴスを支持したものの一者は逆に116対112でマルチネスの勝利と採点。もうひとりは114対114のイーブンだった。観客の多くがプエルトリカンだったため、声援が採点に微妙な影響をおよぼした可能性があるといわれている。
こうしたなか事態を重視したWBOは調査に乗り出すことを表明。フランシスコ・バルカッセルWBO会長は「映像を5人の審判員に見せて採点を要請する」と話し、それを受けて選手権委員会にレポートを提出、判断をする予定だとしている。
WBOは昨年6月のマニー・パッキャオ(比)対ティモシー・ブラッドリー(米)戦後にも採点の調査をしたが、結果を覆すことはしなかった。今回も結果はそのままとしたうえでマルチネスに即再戦を義務づけるか、1試合の選択試合後に再戦を強制するか、どちらかになりそうだ。
こうしたなか事態を重視したWBOは調査に乗り出すことを表明。フランシスコ・バルカッセルWBO会長は「映像を5人の審判員に見せて採点を要請する」と話し、それを受けて選手権委員会にレポートを提出、判断をする予定だとしている。
WBOは昨年6月のマニー・パッキャオ(比)対ティモシー・ブラッドリー(米)戦後にも採点の調査をしたが、結果を覆すことはしなかった。今回も結果はそのままとしたうえでマルチネスに即再戦を義務づけるか、1試合の選択試合後に再戦を強制するか、どちらかになりそうだ。