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元世界フライ級、スーパーフライ級王者ビック・ダルチニャン(アルメニア/豪/米)は29日(日本時間30日)、米国コネチカット州マシャンタケットでルイ・オルランド・デル・バーレ(プエルトリコ)と対戦、10回判定勝ちを収めた。ダルチニャンは今年4月、山中慎介(帝拳)の持つWBC世界バンタム級王座に挑んで判定負けを喫していたが、再起を飾った。
NABF北米スーパーバンタム級王座決定戦として行われた10回戦だが、ダルチニャンにとっては選手生命をかけた重要な試合でもあった。ここで敗れるようなことがあると昨秋から3連敗となるからだ。しかし、戦前のオッズは2対1で25歳のホープ有利と出ていた。このデル・バーレは16戦全勝(11KO)で、世界ランクにも名を連ねる期待の選手。ダルチニャンは厳しい戦いが予想された。
相手よりも11歳年長のダルチニャンは序盤からラフファイトを仕掛け、主導権を掌握。サウスポーからの左を軸に軌道の読めないパンチを繰り出し、デル・バーレを守勢に追い込む。打ち合いの中でもカウンターを交えるなど、ベテランらしさを発揮。着々とポイントを重ねていった。9回にピンチを迎えたが、大きなトラブルに陥ることなく危機を脱出した。
採点は二者が99対91、もうひとりも96対94で元王者を支持していた。存在感を示したダルチニャンは44戦38勝(27KO)5敗1分。
この日のメインカードにはスーパーミドル級のホープ、エドウィン・ロドリゲス(ドミニカ共和国/米)が登場、ジェイソン・エスカレラ(米)との無敗対決を8回12秒TKOで制した。
ロドリゲスが保持するUSBA全米スーパーミドル級王座の防衛戦として行われたこの試合、27歳の王者がパワーやテクニックでエスカレラをコントロール、8回早々にレフェリー・ストップに持ち込んだ。
WBAで8位、WBCで3位、IBFで4位にランクされるロドリゲスは22戦全勝(15KO)。エスカレラは15戦13勝(11KO)1敗1分。
相手よりも11歳年長のダルチニャンは序盤からラフファイトを仕掛け、主導権を掌握。サウスポーからの左を軸に軌道の読めないパンチを繰り出し、デル・バーレを守勢に追い込む。打ち合いの中でもカウンターを交えるなど、ベテランらしさを発揮。着々とポイントを重ねていった。9回にピンチを迎えたが、大きなトラブルに陥ることなく危機を脱出した。
採点は二者が99対91、もうひとりも96対94で元王者を支持していた。存在感を示したダルチニャンは44戦38勝(27KO)5敗1分。
この日のメインカードにはスーパーミドル級のホープ、エドウィン・ロドリゲス(ドミニカ共和国/米)が登場、ジェイソン・エスカレラ(米)との無敗対決を8回12秒TKOで制した。
ロドリゲスが保持するUSBA全米スーパーミドル級王座の防衛戦として行われたこの試合、27歳の王者がパワーやテクニックでエスカレラをコントロール、8回早々にレフェリー・ストップに持ち込んだ。
WBAで8位、WBCで3位、IBFで4位にランクされるロドリゲスは22戦全勝(15KO)。エスカレラは15戦13勝(11KO)1敗1分。