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WBA世界ウェルター級タイトルマッチ、王者ビャチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)対元スーパーライト級王者ポール・マリナッジ(米)の12回戦は29日(日本時間30日)、ウクライナのドネツクで行われた。無敗のセンチェンコがV4に成功したのか、それともマリナッジが敵地で2階級制覇を成し遂げたのか。
○ポール・マリナッジ(米)
9回1分10秒TKO
●ビャチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)
10対3で有利と見られていたセンチェンコだが、マリナッジのスピードにしてやられた。体格で劣るマリナッジはパワーの点でも物足りなさのあるアウトボクサーだが、スピードと動きの軽快さはトップクラスといえる。その速さを生かし、マリナッジは序盤から飛ばして主導権を掌握。35歳の王者も懸命に手を出すが追い切れない。
勢いづく挑戦者が左ジャブを突き刺し続けると、7回にはセンチェンコの左目周辺が大きく腫れ上がった。なおもマリナッジが左をヒットすると王者の左目は腫れを増し、とうとう視界を妨げるほどになってしまった。そんななか9回にマリナッジが右で王者を硬直させると、レフェリーが割って入った。
ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約しているマリナッジは31歳。ウェルター級に転向後は4連勝で、通算戦績は35戦31勝(7KO)4敗。早くも初防衛戦が10月20日に内定している。
センチェンコはプロ33戦目で初黒星(32勝21KO1敗)。
9回1分10秒TKO
●ビャチェスラフ・センチェンコ(ウクライナ)
10対3で有利と見られていたセンチェンコだが、マリナッジのスピードにしてやられた。体格で劣るマリナッジはパワーの点でも物足りなさのあるアウトボクサーだが、スピードと動きの軽快さはトップクラスといえる。その速さを生かし、マリナッジは序盤から飛ばして主導権を掌握。35歳の王者も懸命に手を出すが追い切れない。
勢いづく挑戦者が左ジャブを突き刺し続けると、7回にはセンチェンコの左目周辺が大きく腫れ上がった。なおもマリナッジが左をヒットすると王者の左目は腫れを増し、とうとう視界を妨げるほどになってしまった。そんななか9回にマリナッジが右で王者を硬直させると、レフェリーが割って入った。
ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約しているマリナッジは31歳。ウェルター級に転向後は4連勝で、通算戦績は35戦31勝(7KO)4敗。早くも初防衛戦が10月20日に内定している。
センチェンコはプロ33戦目で初黒星(32勝21KO1敗)。