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WBC内の世界フェザー級王座統一戦、王者ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)対休養王者エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)の12回戦は28日(日本時間29日)、メキシコのカンクンで行われた。分裂した王座をひとつにまとめたのは?
○ジョニー・ゴンサレス(メキシコ)
12回判定
●エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)
長谷川穂積(真正)を倒して戴冠を果たしたゴンサレスと、粟生隆寛(帝拳)に勝って王座を獲得した休養王者のロハス。日本とも関連の深い両者が王座統一をかけて拳を交えた。
入札によって興行権を得たのはゴンサレス陣営だったが、開催地と日程が決定するまでには紆余曲折があった。カンクンでの試合が決まった時点でゴンサレスに大きなアドバンテージがあったともいえる。9対4のオッズは開催地の優位性も含めての数字といえた。
このところ序盤のKO勝ちが続いているゴンサレスはいつものように積極的に攻勢をかけるが、ロハスは当然のことながらこれに付き合わない。距離をとってリスクを小さく抑えたうえでアウトサイドからの攻撃を狙う。しかし、ゴンサレスの圧力に抗いきれず、なかなか思ったようにポイントを奪うことはできなかった。
正規王者が優勢を保ったまま迎えた10回、ゴンサレスは勝負を決定づけるダウンを奪う。そして、そのまま12回を戦い終えた。採点は116対111、116対112、117対111の3-0。晴れてゴンサレスがWBCフェザー級唯一の王者と認定された。
12連続KOこそ逃したものの完勝に近い内容で最強を証明したゴンサレスは、4度目の防衛に成功。戦績は59戦52勝(45KO)7敗。2度目の防衛に失敗したロハスは25戦23勝(14KO)2敗。
12回判定
●エリオ・ロハス(ドミニカ共和国)
長谷川穂積(真正)を倒して戴冠を果たしたゴンサレスと、粟生隆寛(帝拳)に勝って王座を獲得した休養王者のロハス。日本とも関連の深い両者が王座統一をかけて拳を交えた。
入札によって興行権を得たのはゴンサレス陣営だったが、開催地と日程が決定するまでには紆余曲折があった。カンクンでの試合が決まった時点でゴンサレスに大きなアドバンテージがあったともいえる。9対4のオッズは開催地の優位性も含めての数字といえた。
このところ序盤のKO勝ちが続いているゴンサレスはいつものように積極的に攻勢をかけるが、ロハスは当然のことながらこれに付き合わない。距離をとってリスクを小さく抑えたうえでアウトサイドからの攻撃を狙う。しかし、ゴンサレスの圧力に抗いきれず、なかなか思ったようにポイントを奪うことはできなかった。
正規王者が優勢を保ったまま迎えた10回、ゴンサレスは勝負を決定づけるダウンを奪う。そして、そのまま12回を戦い終えた。採点は116対111、116対112、117対111の3-0。晴れてゴンサレスがWBCフェザー級唯一の王者と認定された。
12連続KOこそ逃したものの完勝に近い内容で最強を証明したゴンサレスは、4度目の防衛に成功。戦績は59戦52勝(45KO)7敗。2度目の防衛に失敗したロハスは25戦23勝(14KO)2敗。