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WBO世界スーパーフェザー級タイトルマッチ、王者エイドリアン・ブローナー(米)対1位エロイ・ペレス(米)の12回戦は25日(日本時間26日)、マイダナ対アレクサンダーとのダブルメインとして米国ミズーリ州セントルイスで行われた。WBAの内山高志(ワタナベ)、WBCの粟生隆寛(帝拳)を差し置いてスーパーフェザー級最強の評価があるブローナー。これまた前評判の高い無敗の指名挑戦者を相手にベルトを守ることはできたのか。
ペレス(左)ブローナー(右)
○エイドリアン・ブローナー(米)
4回2分24秒KO
●エロイ・ペレス(米)
4回2分24秒KO
●エロイ・ペレス(米)
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「メイウェザーの再来」と称されるブローナーのワンマンショーだった。26戦23勝(7KO)2分1無効試合という無敗レコードを誇るペレスもスピードには定評があるが、ブローナーの速さはその上を行くものだった。
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早々から威力のある左フックで挑戦者を脅かしたブローナーは、その後も右ストレート、左右のアッパーも交えた攻撃でペレスを圧倒。4回、右ストレートでペレスにダメージを与えると、すかさず右の広角打をフォロー。挑戦者を顔面からキャンバスに送り込んだ。
エイドリアン・ブローナー
ペレスはなんとか立ち上がろうとしたが足がもつれ、リング上を大きく泳いだ。こうしたなかでレフェリーのカウントは10に達した。
秀でた技量を見せつけたブローナーは22歳。23戦全勝(19KO)。まだまだ強くなりそうだ。
この日の前座8回戦では、北京五輪ヘビー級銅メダリストのテオンタイ・ワイルダー(米)が登場、マーロン・ヘイズ(米)に4回3分TKO勝ちを収めている。ワイルダーは21戦全KO勝ち。
身長201センチ、リーチ203センチというワイルダーは26歳。ゴールデンボーイ・プロモーションズに所属し、元五輪王者でプロでも世界王者になったマーク・ブリーランド氏(米)がコーチに着くなど恵まれた環境下にある。まだまだ温室育成の域を出ていないが、スター選手不在の米国ヘビー級にあって今後の成長が期待されている。敗れた40歳のヘイズは34戦23勝(11KO)11敗。これで6連敗となった。
秀でた技量を見せつけたブローナーは22歳。23戦全勝(19KO)。まだまだ強くなりそうだ。
この日の前座8回戦では、北京五輪ヘビー級銅メダリストのテオンタイ・ワイルダー(米)が登場、マーロン・ヘイズ(米)に4回3分TKO勝ちを収めている。ワイルダーは21戦全KO勝ち。
身長201センチ、リーチ203センチというワイルダーは26歳。ゴールデンボーイ・プロモーションズに所属し、元五輪王者でプロでも世界王者になったマーク・ブリーランド氏(米)がコーチに着くなど恵まれた環境下にある。まだまだ温室育成の域を出ていないが、スター選手不在の米国ヘビー級にあって今後の成長が期待されている。敗れた40歳のヘイズは34戦23勝(11KO)11敗。これで6連敗となった。