松本流星のライバルが世界2冠防衛戦!

　ミニマム級のWBO王座とWBAスーパー王座を統一しているオスカー・コラーゾ(28=プエルトリコ)が日本時間の21日、米カリフォルニア州インディオで2冠防衛戦に臨んだ。挑戦者は、WBO7位・WBA10位のジェイソン・バイソン(27=フィリピン)。コラーゾにとって、WBO世界王座は6度目、WBAスーパー王座は初の防衛戦となった。

　試合は初回、挑戦者バイソンが積極的に力強いワンツーを打ち込むと、ラウンド終盤にはサウスポーの王者コラーゾが右フックを引っ掛け、先制のダウンを奪った。中盤に入るとコラーゾはプレッシャーを強め、左ストレートをボディへ突き刺す。バイソンも応戦してパンチを返し、激しい攻防が続いた。白熱した試合は7回、コラーゾの左ストレートがバイソンのボディを捉え、バイソンはロープ際まで後退。そこに連打を浴びると、バイソン陣営が棄権を申し入れ、試合はストップ。コラーゾが7回1分41秒TKO勝利で2冠防衛に成功した。