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米ニューヨークでリングマガジン興行「RING V」開催、WBC世界ライト級統一戦とスーパーミドル級挑戦者決定戦が行われた!
日本時間13日、米国ニューヨークのルイ・アームストロングスタジアムにて、ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ主催のリングマガジン興行「RING V」が開催された。
セミファイナルでは、WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(28=米国)がWBC世界同級暫定王者ウィリアム・セパダ(29=メキシコ)と団体内統一戦を戦った。
メインイベントでは、WBC世界スーパーミドル級5位エドガー・ベルランガ(28=プエルトリコ)がWBC世界同級6位ハマザ・シーラズ(26=イギリス)を相手に、WBC世界スーパーミドル級挑戦者決定戦で拳を交えた。

スティーブンソンが判定勝利
セミファイナルでは、WBC世界ライト級王者シャクール・スティーブンソン(28=米国)がWBC世界同級暫定王者ウィリアム・セパダ(29=メキシコ)と団体内統一戦を戦った。
技巧派の王者シャクール・スティーブンソンと、剛腕の暫定王者ウィリアム・セパダによるサウスポー同士の団体内統一戦。序盤から、スティーブンソンはジャブで試合をコントロール。セパダも積極的にプレッシャーをかけて攻め込むが、空振りが目立ち、なかなか有効打を奪えない展開が続いた。中盤に入ると、セパダは手数を増やし、接近戦に持ち込むも、スティーブンソンは冷静に対応。7、8回にはスティーブンソンが打ち合いに応じて観客を大いに沸かせた。セパダは攻め疲れの様子を見せながらも最後まで手数を出し続けたが、スティーブンソンは終盤までリズムを崩さず、逆に前に出て主導権を握り続けた。
判定は3-0(119-109、118-110、118-110)でスティーブンソン。危なげない内容で勝利を収め、WBC世界ライト級王座の3度目の防衛に成功した。

シーラズが3度倒してTKOで勝利
メインイベントでは、WBC世界スーパーミドル級5位エドガー・ベルランガ(28=プエルトリコ)がWBC世界同級6位ハマザ・シーラズ(26=イギリス)を相手に、WBC世界スーパーミドル級挑戦者決定戦で拳を交えた。
ベルランガはパワーパンチを振りながら距離を詰めると、シーラズは落ち着いて対応。 中盤に入るとシーラズが一気にペースを握り、4回開始直後にカウンターの右でベルランガからダウンを奪取、再開後も連打でダウンを追加。ベルランガにダメージが残る中、試合は続行となるも、迎えた5回、開始17秒でシーラズが連打で襲いかかり、3度目のダウンでレフェリーがストップ。 シーラズの5回17秒TKO勝利でWBC挑戦権を獲得した。