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前WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(30=米国)が米国時間の14日、カルロス・カストロ(30=米国)とフェザー級10回戦で対戦した。井上尚弥(31=大橋)に昨年7月に敗れて以来、1年2ヶ月ぶりの再起戦は、WBAコンチネンタル・アメリカのタイトル戦となった。
フルトン苦しい2-1判定勝利で再起
カストロがジャブを積極的に出すのに対して、フルトンは様子を伺うスタート。カストロの好調なジャブで、フルトンは鼻から流血が見られた。すると5回、距離を詰めていったフルトンに対し、カストロは右ストレートを直撃させダウンを奪った。再開後は、クリンチで逃げ切ったフルトン。しかし、中盤も攻め込むカストロにパンチをまとめられ、フルトンはポイントを稼ぎながらも、苦しい状況が続いた。終盤は、ガードを固めて反撃するフルトン。最終回は、近距離で打撃戦を繰り広げると、フルトンが左フックを効かせ試合は終了。
判定は、1者が95-94でカストロを支持したが、2者がそれぞれ95-94、96-93でフルトンを支持。大苦戦の中でフルトンが再起戦を勝利で飾った。