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米国ロサンゼルス BMO・スタジアムで開催されるサウジアラビアのリヤド・シーズン初米国興行の前日計量が3日、予定通り行われ、WBA(世界ボクシング協会)スーパーライト級正規王者イザック・クルス(27=メキシコ)と、同級5位のホセ・べランスエラ(25=米)が顔を合わせた。
リヤド・シリーズの試金石イベントでは、WBA世界スーパーミドル級正規王者デビッド・モレル(26=キューバ)が、WBA世界ライトヘビー級王座決定戦で、WBA同級4位ラディボイエ・カラジック(33=米)と対戦する。
王者クルスは、スーパーライト級リミット63.5kgでパス。挑戦者べランスエラは、100g軽い63.4kgで秤を降りた。
クルスは今年3月にローランド・ロメロ(28=米)を8回TKOで敗り、世界王座を獲得、今回が初の防衛戦となる。対するべランスエラは直近で2連敗を喫するも、昨年12月に再起戦で元WBA世界スーパーフェザー級暫定王者だったクリス・コルバート(27=米)に6回KO勝利すると、世界初挑戦に結びつけた。
ライトヘビー級リミット79.3kgを、モレルは100g少ない79.2kgでクリア。カラジックは200gアンダーの79.1kgだった。
モレルは、WBAスーパーミドル級正規王座を6度の防衛に成功、2階級制覇を目指し、ライトヘビー級の決定戦に臨む。カラジックは2019年5月、アーサー・ベテルビエフのIBF同級王座に世界初挑戦するも5回KO負け。その後、5連勝で2度目となる世界戦に臨む。
アンダーカードには世界ヘビー級線も組まれた。元WBAスーパー・IBF・WBO世界ヘビー級王者アンディ・ルイス(34=米)が138.6kgをマーク。対するジャレル・ミラー(36=米)は138.6kgだった。
WBOで4位につけるトップランク社期待のジャレット・アンダーソン(24=米)が114.4kg、相手のWBA1位マーティン・バコーレ(31=コンゴ)は129.0kgでパスした。