海外情報 | 海外注目戦 | ランキング | TV・ネット欄 | 階級別特集 |
IBF世界ライト級スーパーライト級王者サブリエル・マティアス(32=プエルトリコ)が15日(日本時間16日)、プエルトリコ・マナティで、IBF同級5位のリアム・パロ(28=オーストラリア)を挑戦者に迎えて、凱旋防衛戦に臨んだ。
パロがアウェイで判定での世界初載冠
初回、サウスポーの挑戦者パロがジャブ、ストレートの軽打を打つと、王者マティアスは手を出さずガードを固めた。3回に入ると、マティアスがプレッシャーを強めて、上下にパンチを打ち込んだ。マティアスは、パンチを打っては動くパロを中々捉えられず、疲れが表面に出始める。7回には後頭部へのパンチで、パロが唐突に減点1を課された。終盤戦に入っても、マティアスはジャブが出ず、ラウンド終わりにパンチをまとめるのみで、調子が上がらないまま試合は終了。判定は3-0(115-112×2、116-111)で、パロが勝利。アウェイの厳しい環境の中で、価値ある世界初載冠を果たした。