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スーパーミドル級4団体統一王者のサウル”カネロ”アルバレス(33=メキシコ)が4日(日本時間5日)、米国・ラスベガスのT-モバイル・アリーナで、元WBO世界スーパーウェルター級王者の挑戦者、ハイメ・ムンギア(27=メキシコ)を相手に防衛戦を決行する。
アンダーカードにも、世界戦が3試合組まれている。現地時間の3日、世界戦4試合の前日計量が行われた。
※カネロvsムンギア戦をWOWOWのエキサイトマッチSPでは、日本時間5月5日の午前9時より生放送される。
スーパーミドル級リミット76.2kgを、4冠統一王者カネロは、600gアンダーの75.6kgでクリア。対する挑戦者ムンギアも、300g少ない75.9kgで秤を降りた。
メキシコの記念日”シンコデマヨ”に合わせて毎年行われるビッグマッチ、ここ数年は常に主役として登場するカネロと、ミドル級に転向した時期から対戦を叫び続けたムンギアの対戦。2日前に行われた最終記者会見でカネロは、ムンギアにはリスペクトを見せるも、元所属先でムンギアのプロモーターであるオスカー・デラホーヤ氏とは罵り合うなど、場外での因縁の対決に改めて注目が集まった。
WBC世界フェザー級暫定王者ブランドン・フィゲロア(27=米)の暫定王座初防衛戦。フィゲロアは、同級リミット57.1kgを300gアンダーの56.8kgでクリア。しかし、挑戦者の元WBO世界スーパーバンタム級王者ジェシー・マグダレノ(32=米)は、58.3kgと体重超過。マグダレノが勝利しても王座獲得にはならない変則世界戦となった。
WBC世界ウェルター級暫定王者マリオ・バリオス(28=米)が、ファビアン・マイダナ(31=アルゼンチン)を相手に、暫定王座初防衛戦を決行する。暫定王者バリオス、挑戦者マイダナともに、同級リミット66.6kgを100gアンダーの66.5kgでパスした。WBC同級正規王者には、テレンス・クロフォード(36=米)が君臨。しかし、8月に4階級制覇を狙い階級を上げることが決まっており、返上の日も近いと見られている。元世界王者のマルコス・マイダナの弟を相手に防衛を果たし、正規王者昇格を目指す。