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サウジアラビア・リヤドで8日(日本時間9日)に開催される『Knockout Chaos』と題されたビッグイベントのアンダーカードには、2本の世界戦が組まれている。
ひとつは、WBC(世界ボクシング評議会)フェザー級タイトルマッチ、王者レイ・バルガス(33=メキシコ)とWBC同級1位ニック・ボール(27=英)の対決。
もう一つは、WBA世界スーパーウェルター級王座決定戦、WBA同級1位イズライル・マドリモフ(29=ウズベキスタン)とWBA同級2位マゴメド・クルバノフ(28=ロシア)によるベルトの奪い合い。前日計量が9日、予定通り行われた。
*ジョシュアvsガヌー戦を、DAZNでは日本時間9日午前00:00より生配信を行う。
バルガスvsボール
フェザー級リミット57.1kgを、王者バルガスは400gアンダーの56.7kgでクリア。挑戦者ボールは、リミットの57.1kgでパスした。
バルガスにとっては、昨年2月に階級を上げて挑んだWBC世界スーパーフェザー級王座決定戦で、オーシャキール・フォスター(30=米)に判定で敗れて以来の復帰戦。対するボールは、ここまで全ての試合を英国で戦い、19戦全勝(11KO)。今回が初の世界挑戦となる。
マドリモフvsクルバノフ
スーパーウェルター級リミット69.8kgを、マドリモフとクルバノフは、ともに100g少ない69.7kgでクリアした。
元世界同級4冠統一王者のジャーメル・チャーロ(33=米)が、王座を剥奪されたことにより、急きょ開催が決まった正規王座決定戦。米英、自国ウズベキスタンでキャリアを積んだマドリモフと、ロシアから出て初の海外遠征試合となるクルバノフ。無敗の両選手による、初の世界挑戦となる。