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今夏、フランスで開かれるパリ夏季五輪のボクシング競技出場をかけ、昨年の全日本選手権で優勝した日本代表メンバーは、世界1次予選の開催国イタリアに、日本時間の今朝到着した。予選トーナメントに出場する選手は男子51kg級・坪井智也(自衛隊体育学校)、同63.5kg級・西山潮音(駒澤大学)、同80kg級・若谷豪(愛媛県競技力向上対策本部)、女子50kg級・木下鈴花(クリエイティブサポート)、同54kg級・原田美琴(東洋大学)、同57kg級・吉澤颯希(日本体育大学)、同60kg級・田口綾華(自衛隊体育学校)、同66kg級・鬼頭茉衣(カネヨシ)。この他、すでに昨年の杭州アジア競技大会で出場権を獲得した男子57kg級・原田周大(専修大学)と同71kg級・岡澤セオン(INSPA)も強化の一環で合流している。
欧州モンテネグロ合宿で時差対策
世界1次予選は、ミラノ周辺のブストアルシチョ市内で開催予定。現地イタリア時間の3月3日から3月11日が競技期間となる。
大半の階級では今回、本選出場権を4つ割り当てられるが、階級によって2つの場合もある。ここで出場権を獲得できなかった場合、5月からタイのバンコクで開かれる世界2次予選に臨む。
大半の階級では今回、本選出場権を4つ割り当てられるが、階級によって2つの場合もある。ここで出場権を獲得できなかった場合、5月からタイのバンコクで開かれる世界2次予選に臨む。
東京五輪での快挙を超えに行く
日本代表は時差対策をふまえた調整として、先月29日までイタリアの周辺国モンテネグロで、インドやウクライナ、タジキスタン、ハンガリーなどの強豪国代表とスパーリング合宿をおこなった。
五輪本選は7月26日に開幕し、ボクシング競技はテニスの全仏オープンでも知られる会場、ローランギャロスで実施される。2021年に延期開催された東京五輪での日本ボクシング界は、女子57kg級・入江聖奈(日本体育大学)が金メダルを獲得。同51kg級・並木月海(自衛隊体育学校)と男子52kg級・田中亮明(中京高校・教諭)が銅メダルを獲得した。史上初となったメダル3個を上回る成績を今回めざしていく。
五輪本選は7月26日に開幕し、ボクシング競技はテニスの全仏オープンでも知られる会場、ローランギャロスで実施される。2021年に延期開催された東京五輪での日本ボクシング界は、女子57kg級・入江聖奈(日本体育大学)が金メダルを獲得。同51kg級・並木月海(自衛隊体育学校)と男子52kg級・田中亮明(中京高校・教諭)が銅メダルを獲得した。史上初となったメダル3個を上回る成績を今回めざしていく。