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WBC(世界ボクシング評議会)ヘビー級王者タイソン・フューリー(25=英)が、IBF・WBO・WBAスーパー王者オレクサンドル・ウシク(36=ウクライナ)との、史上初となる世界ヘビー級4団体王座統一戦の延期を決めた。
12月23日(日本時間24日)にサウジアラビア・リヤドで開催を予定していたが、フューリーをプロモートするクイーンズベリー・プロモーションズのフランク・ウォーレン氏は、来年1月から2月で行う予定であることを発表した。
大苦戦の末、判定勝利
日本時間29日にリヤドで開催されたフューリーと元UFC王者フランシス・ガヌー(37=カメルーン)とのヘビー級10回戦で、フューリーは3回にダウンを奪われると、その後も打ち込まれるシーンを見せるなど大苦戦。試合は最終10回まで続き、判定は1者が95-94でガヌー、2者が96-93、95-94でフューリーが辛くも勝利を手にした。
ガヌー戦の影響は甚大
試合後にリングインしたウシク陣営は、12月23日での開催を主張しており、今後、統一戦がどうなっていくのか不透明となった。ガヌーには、早くもフューリーとの再戦、アンソニー・ジョシュア(34=英)との対戦など、様々な大きな話が飛び交っている。
同日は、ボクシング界のレジェンド達が集結。ボクシングではデビュー戦だったガヌーの大善戦は、今後もあらゆる余波を与えていきそうだ。