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中国・杭州で開催されている第19回アジア競技大会のボクシング競技では、29日、日本代表の女子57kg級・吉澤颯希(日本体育大学)と男子80kg級・荒本一成(株式会社SEBE)が出場。共に初回決着となった。
外国メディアからも質問攻めの吉澤
大学の先輩、入江聖奈(東京五輪・金メダリスト)の後継者としての意識も持ってこの大会に臨んでいる吉澤は、チェン・マンマン(マカオ)に速攻を仕掛けて、初回RSC勝ち。一方的な内容だったが、試合後の吉澤は「目標達成のために、まずは初戦突破をしないとと思って必死だった」と安心感を抱いていた。
こちらも初回で決着
荒本はウィラポン・ジョンジョーホー(タイ)との開始早々の駆け引きで右を受けてダウン。このダメージは伺えなかったが、試合再開後、2回目のダウンでは明確に効いてしまい、レフェリーが試合を止めるのとほぼ同時に、陣営もタオルを投入していた。
涙をにじませた荒本
荒本は「ボディブローを効かせた手ごたえもあったが、後頭部気味のパンチで、意識が朦朧としてしまった」と不完全燃焼を悔やんだ。
9月30日は女子54kg級・木下鈴花(株式会社クリエイティブサポート)、男子57kg級・原田周大(専修大学)、男子71kg級・岡澤セオン(株式会社INSPA)が出場する。木下はここで勝てば、銅メダルと2024年パリ五輪の出場権を獲得することになる。
9月30日は女子54kg級・木下鈴花(株式会社クリエイティブサポート)、男子57kg級・原田周大(専修大学)、男子71kg級・岡澤セオン(株式会社INSPA)が出場する。木下はここで勝てば、銅メダルと2024年パリ五輪の出場権を獲得することになる。