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元WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者のハイメ・ムンギア(26=メキシコ)が米国・カリフォルニア州オンタリオのトヨタアリーナで10日(日本時間11日)、スーパーミドル級進出第2戦目を決行。元世界ミドル級指名挑戦者のセルゲイ・デレフヤンチェンコ(37=ウクライナ)を相手に、WBCスーパーミドル級シルバー王座決定戦で大打撃戦を展開した。
ムンギアが最終回にダウンを奪い辛くも判定勝利
初回からラッシュを仕掛けるムンギアだったが、デレフヤンチェンコは打ち返してダメージを与えると、共に撃ち合いを見せた。中盤には、デレフヤンチェンコが右カウンターを決めて下がらせるも、8回にはムンギアが右で膝を折らせた。一進一退の攻防戦は終盤戦に突入し、ムンギアはロープを背負わせ、左フックでダメージを与えて反撃。そして迎えた最終回、ムンギアの左フックでデレフヤンチェンコがダウンすると、試合は最後のゴングが鳴って判定となった。スコアは115-112、114-113×2でムンギアが辛くも勝利。空位のWBCスーパーミドル級シルバー王座を獲得した。