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WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級暫定タイトルマッチの前日計量が13日(日本時間14日)、英国・ハックニー・ウィックのクーパー・ボックス・アリーナで行われた。14日の決戦に向け、暫定王者のジョー・ジョイス(37=英)と、WBO同級6位のジレイ・ジャン(39=中国)が秤に臨んだ。
ジョイスvsジャン
ジョイスは、ヘビー級116.1kgでパス。対するジャンは、9.9kg重い126.0kgで秤を降りた。
リオ五輪スーパーヘビー級銀メダリストのジョイスは、昨年9月、元WBO世界ヘビー級王者のジョセフ・パーカー(31=ニュージーランド)を相手に、11回TKO勝利で空位のWBO同級王座を獲得、今回が初の防衛戦となった。
一方のジャンは、北京五輪でスーパーヘビー級銀メダルを獲得。そして、2014年にプロに転向すると、1分を挟んで24連勝でトップ戦線に駆け上がった。しかし、昨年8月にフィリップ・フルコビッチ(30=クロアチア)に3-0の判定で敗れ、初黒星を喫する。その再起戦が、初の世界王座挑戦となった。アジア系初のヘビー級王者誕生となるか、注目が集まっている。