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WBC(世界ボクシング評議会)クルーザー級王者イルンガ・マカブ(35=コンゴ)が26日(日本時間27日)、サウジアラビア・ディリヤのディリヤ・アリーナで、3度目の防衛戦に臨んだ。挑戦者のバドゥ・ジャック(39=スウェーデン)は、この試合に勝てば、念願の3階級制覇達成。注目が集まった。
ジャックが最終回TKOで3階級制覇
ジャックがジャブとフックをボディに集めた序盤、マカブは足を使って対応した。試合が動いたのは4回、ジャックが右ストレートを決めると、バランスを崩したマカブがダウン。その後も、ジャックがジャブからストレートに繋げて試合をリードすると、11回にも右フックでダウンを追加。そして迎えた最終12回、ジャックが攻め込んだところで、レフェリーが試合をストップ。ジャックが12回0分54秒TKO勝利で、世界3階級制覇に成功した。
イスラム教徒でもあり、現在ドバイに在住するジャックは、戦績を34戦28勝(17KO)3敗3分とし、約3年間保持してきたベルトを失ったマカブは、32戦29勝(25KO)3敗となった。