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英国マンチェスターのAOアリーナで21日(日本時間22日)、元WBA(世界ボクシング協会)ミドル級暫定王者クリス・ユーバンクJr(33=英)と元WBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級王者リアム・スミス(34=英)が、ミドル級12回戦で対戦。イギリス人元世界王者によるサバイバル戦に注目が集まった。
スミスがダウンを奪いTKO勝利
サイズで上回るユーバンクは初回、ゆったりと左手を下げてジャブから入ると、スミスは右のカウンターで対抗した。2回もプレッシャーをかけたスミスは、ガードを固めて打ち終わりを狙った。ユーバンクは3回、右を強振して、逆にカウンターを仕掛け、コンビーネーションをまとめた。試合が動いたのは4回、コーナーに詰めたスミスが、連打から左アッパーを打ち抜いてダウンを奪った。再開後、足元がふらつくユーバンクは、再び連打にさらされダウン。態勢が崩れる姿を見て、レフェリーが試合を止めた。
4回1分09秒TKO勝利で、スミスが4連勝を飾った。
サイズ不足を攻撃的なプレッシャーで跳ね返したスミスが、戦績を37戦33勝(20KO)3敗1分とした。一方、右アッパーが機能し始めていたところで、ダウンを喫して敗れたユーバンクは、35戦32勝(23KO)3敗とした。
4回1分09秒TKO勝利で、スミスが4連勝を飾った。
サイズ不足を攻撃的なプレッシャーで跳ね返したスミスが、戦績を37戦33勝(20KO)3敗1分とした。一方、右アッパーが機能し始めていたところで、ダウンを喫して敗れたユーバンクは、35戦32勝(23KO)3敗とした。